【「夕刊フジ」休刊で岐路に立つ夕刊紙】 「日刊ゲンダイ」寺田俊治社長インタビュー「 “大新聞が書かない本当のこと”を書く。これが原点です」
潰れると思ったことは…
ちなみに、寺田社長の日刊現代入社1年目、最初に配属されたのはスポーツ編集部だった。私が入社3年目にニュース編集部からスポーツ編集部に異動となり、直接指導してくれたのが寺田氏である。その先輩に、一緒に仕事をしていたころには聞いたことのなかった質問を、この機会にあえてぶつけてみた。 ――日刊現代が潰れると思ったことはないんですか。 「あるよ。社長になって、コロナが始まったばかりのころ」 【後編】では、日刊ゲンダイが挑む新たな紙面作りについて詳述している。
赤坂英一(あかさか・えいいち) 1963年、広島県出身。法政大卒。「失われた甲子園」(講談社)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他の著書に「すごい! 広島カープ」「2番打者論」「プロ野球コンバート論」(すべてPHP研究所)など。日本文藝家協会会員。 デイリー新潮編集部
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