久保建英を地元紙が高評価「ハビ・エルナンデスにイエローが出なかったのは理解できない」
レガネス戦で先発出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)に対して、クラブの地元紙は高評価した。 Rソシエダードは8日にアウェーで行われたスペインリーグ第16節でレガネスと対戦した。公式戦2試合ぶりにメンバー復帰した久保はいつも通り4-3-3の右ウイングで先発出場。厳しいマークに遭いながらも前半14分にブライス・メンデスが記録した先制点の起点となり、3-0で勝利して無失点で公式戦4連勝を達成したチームに貢献した。 クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコは久保のパフォーマンスを高評価。「(対峙した)ハビ・エルナンデスにイエローカードが出されなかったのは理解できない。久保は四方八方から打撃を受けたが、最も驚くべきことは彼が動じなかったことだ。彼の背後にはいつも通り2人のDFがいて、常にフリーの選手がいた。相手の弱いサイドにボールを運ぶという先制点のプレーのやり方を完璧に理解している」と寸評し、4点(最高5点)をつけた。 チームトップはスベルディア、アゲルド、ブライス・メンデスで最高の5点。続いて、レミーロ、アランブル、スチッチ、セルヒオ・ゴメス、オヤルサバル、バレネチェアが久保と同じ4点。アイエン・ムニョス、スビメンディ、ハビ・ロペス、オラサガスティが3点。ベッカーは採点なしとなった。 Rソシエダードのスペインリーグ成績は16試合7勝3分け6敗の勝ち点24で6位と順位を上げた。久保の成績は16試合(先発12試合)、1101分出場、3得点0アシストとなっている。 Rソシエダードはこの後、中3日の12日にホームで行われる欧州リーグ・1次リーグ第6節でディナモ・キエフと対戦する。 (高橋智行通信員)