昨年９月、東京ドームで共にプレーした松井秀喜氏（右）とイチロー氏

　ともに日米でプレーしたレジェンド、イチロー氏と松井秀喜氏が５日、ＢＳ―ＴＢＳの特別番組「イチローＶＳ松井秀喜　～今だから話せる本音対談～」で対談した。 　松井氏は昨年９月２３日の東京ドームで、イチロー氏が率いる「イチロー選抜ＫＯＢＥ　ＣＨＩＢＥＮ」の一員に初めて加わり、高校野球女子選抜と対戦。８回に右太もも裏を肉離れしながらも右翼越えの東京ドーム凱旋弾を放ち、スタンドを盛り上げていた。 　プライベートで会ったのは初めてという両レジェンド。参戦オファーの理由についてイチロー氏は「このまま会わずに死ぬのもなんかね。かと言って突然誘って酒飲む、メシ食うのもなんか違うし。（東京Ｄで会うのが）絵として美しいし、その後酒も飲めるかもしれないし、悪いことはないなと」とグラウンドでの再会を選んだことを明かした。 　快諾した松井氏も「イチローさんが（背番号と同じ）５１歳。記念にしなくちゃいけない年。そこに呼ばれていかない選択肢はないかなと。ここは祝福しなくちゃいけないと。会って、野球して、ついでにお酒も飲んで」などと、会うこと自体が１０年ぶりという節目の年だったこともあって快諾したことを明かし「イチローさんに野球誘われて、世界中に断れる人間いないですよ」と笑顔。打撃理論についても語り合うなど、話題は尽きなかった。