新潟が敵地で町田を撃破! 小見洋太の今季初ゴールなど3発で首位チームを下す
明治安田J1リーグ第17節のFC町田ゼルビア対アルビレックス新潟が1日に町田GIONスタジアムで開催された。 【動画】21歳・小見が圧巻の突破弾! ここまで勝ち点35で首位に立つ町田が、同16で16位の新潟をホームに迎えた。試合序盤は町田ペースで進むが、24分にスコアを動かしたのは最初の決定機を活かした新潟だった。カウンターからバイタルエリアへ侵攻した小見洋太が正面突破して右足でシュート。これがネットを揺らし、小見の今季初ゴールで新潟が先手を取った。 これで勢いに乗った新潟は続く26分、右サイドから小見がクロスを入れると、ファーサイドの谷口海斗がヘッド。前に出ていたGKを越えて無人のゴールへ吸い込まれるシュートだったが、ゴールラインにカバーに入っていたDF昌子源が決死のヘディングクリアでチームを救う。 すると、このプレーを町田が同点弾につなげる。27分、カウンターから左サイドを突破した平河悠が折り返し。正面の藤尾翔太が押し込み、U-23日本代表コンビのプレーから町田が1-1と追いつく。 同点となったことで町田が勢いづくかと思われた中、新潟はハーフタイム直前の45分、谷口海斗が正面から放ったシュートがDFにディフレクトすると、ゴール前にこぼれたボールを藤原奏哉がプッシュ。2-1と勝ち越して試合を折り返す。 迎えた後半、勢いに乗る新潟は52分にも追加点を奪取。左サイドで得たFKから秋山裕紀がクロスを入れると、ニアサイドで競り合った中でDFチャン・ミンギュのオウンゴールを誘って、3-1とする。 終盤にかけて反撃に出た町田は、63分にゴールエリア右でフィードを受けた平河のシュートが左ポストに弾かれてゴールならず。その後もリスクを冒して前に出た町田だが、集中を維持した新潟が連敗をストップさせる3試合ぶりの白星を手にした。一方、今季初の3失点を喫した町田は7試合ぶりの黒星となっている。