日本コカ・コーラ社、新社長にムラット・オズゲル氏、ホルヘ・ガルドゥニョ社長はザ コカ・コーラカンパニーのチーフカスタマー&コマーシャルオフィサーに就任
日本コカ・コーラは2月22日、4月1日付けで代表取締役社長にムラット・オズゲルが就任することを発表した。これまで社長を務めてきたホルヘ・ガルドゥニョ氏は、2月1日付でザ コカ・コーラ カンパニー チーフカスタマー&コマーシャルオフィサーに就任している。 オズゲル新社長は現在、ザ コカ・コーラ カンパニー所有のボトリングオペレーションを監督するボトリング・インベストメント・グループ(BIG)のプレジデント。独立したボトリング業務のさらなる成長機会を引き出すため、5カ国で再フランチャイズ化を率いてきたという。同氏は、ミドル・イースト工科大学で工業工学の理学士号を取得。コカ・コーラに入社以前は、プロクター&ギャンブルでいくつかの役職を務めたという。2003年にボトラーのCoca-Cola Icecekで働き始めた時からコカ・コーラ システムの一員となり、現在の拠点であるドバイから中国、中東、そして母国のトルコまで、世界各地のコカ・コーラで働いてきたとしている。 オズゲル新社長のコメントは次の通り。「新しい旅立ちの機会を大いに楽しみにしております。私は、日本と韓国の豊かな文化の織り成す風景を敬い、それぞれのユニークなダイナミズムの重要性を認識しています。キャリアを通じて、私はコラボレーションの力を強く信じ、その変革の可能性とローカルインサイトの重要性を認識してきました。尊敬、誠実さ、包括性を築くという、私たちの共有価値への確固たるコミットメントを持って、私はこの役割を全うします」。 なお、ガルドゥニョ氏は2017年7月から日本コカ・コーラの社長に就任。6年9か月ぶりの交代となる。
食品産業新聞社
【関連記事】
- 「コカ・コーラ」の缶や瓶、「ミニッツメイド クー」パウチなど価格改定、45品目対象に5月1日出荷分から、改定率は3%から40%/コカ・コーラボトラーズジャパン
- ネスレ日本、JR貨物グループと連携で食品・飲料業界初の中距離での定期貨物鉄道輸送を2月から開始、1日あたり200tのトラック輸送を貨物鉄道へ移行、CO2排出量は年間約900t削減へ
- 「生茶」が大刷新、コモディティ化が進む緑茶飲料でパッケージを改革、目指したのは生活になじむデザイン/キリンビバレッジ
- 大塚製薬が食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」の配信開始、食事をカメラで撮って食材を学ぶ
- サントリー緑茶「伊右衛門」、本体史上で過去最高レベルの濃さへ刷新、茶葉1.5倍・旨み抹茶3倍に/サントリー食品インターナショナル