醤油らーめんが自販機缶に! チェーン居酒屋が復活ののろし! 夢のAIお菓子も出現!? 「懐かし×最新スタイル」の進化系レトログルメが席巻する!!
■大阪・関西万博を機に「和民」が完全復活!? 飲みのシーンでは〝総合居酒屋〟が盛り上がると予測するのは飲食トレンドリサーチャーの山口えりこ氏。 「この数年間は魚、肉、中華などひとつのジャンルに特化した〝専門居酒屋〟が支持されていましたが、流行が一周回り、今年からは幅広いジャンルのメニューを一度に楽しめる『金の蔵』や『魚民』などの〝総合居酒屋〟に人気が戻ってきそうです。 アフターコロナは会社の飲み会も復活傾向にあり、大勢で集まるシーンでも食の趣味を問わず誰もが楽しめる〝総合力〟が重視されると予想します。 さらに訪日外国人にとっても、すし、お好み焼き、ラーメンなど日本を代表する食文化を安く一度で体験できるという点は大きな魅力。大阪・関西万博でさらに増加する外国人観光客からの需要も〝総合居酒屋〟人気を後押ししそうです」 そんな中、赤い看板でおなじみだった人気総合居酒屋、「居食屋 和民」が復活する可能性も浮上。 「唐揚げ専門居酒屋『ミライザカ』や『焼肉の和民』など専門業態への転換を進めていたワタミグループですが、2023年に東京・大井町にオープンした『和民のこだわりのれん街』(ワタミグループの7業態が集結)で『居食屋 和民』が復活。懐かしの名物メニューが当時の味で再現されています。 『さつまいも餅』や『納豆オムレツ』など、ひと口食べたら思わず『懐かしい!』と言いたくなるラインナップが充実。平成レトロブームの波とインバウンドによる後押しで『居食屋 和民』の完全復活もありえるかもしれません」 というわけで、記者が実際に「和民のこだわりのれん街」に行ってみた! 記者「土曜日の19時で客の入りは8割程度。思ったよりにぎわっています! 客層は40代、50代の男性がメインですが、若者グループも見られますね。もちろん、インバウンド客向けにタッチパネル式のメニューも英語対応しています」 そして、懐かしのメニューさつまいも餅をひと口。 記者「うわ! 20歳になりたて、成人式の頃に食った思い出の甘辛味! あの頃はファミレスのような店内でしたが、今は流行の横丁スタイルの店内で食べているという、なんとも言えないエモさも味わえて、これは40代以上にはオススメの体験かもしれません」