【初テスト】eブースト付き4気筒エンジン搭載の新型「メルセデスAMG GLC 63 Eパフォーマンス」を徹底テスト 20枚の画像と全情報!
鳴り響くV8が懐かしい
もし先代モデルを記憶から消し去ることができたなら、我々の狂おしいほどの瞬間的な推進力に対する熱狂的な叫びはさらに際立ったものになっただろう。アストンマーティンの「GTクーペ」にも搭載されている4.0リッターV8ツインターボ。旧型のツインターボV8が、古いマッスルカーにまともなシャシーを足したような感覚で私たちの肌になじむのに対し、新型はエナジードリンクのように完全合成された人工性の祭典だ。 テレメトリー表示はすべてプロ仕様のレーシングカーのようにレイアウトされている: ステアリングホイールの角度、リアアクスルのロックの度合い、電動モーターの回転数などがグラフで表示される。
誰がこんなことを知りたがるのかと思う人もいれば、単純に楽しむ人もいる。まるで心臓病学のようなグラフは印象的だ。そして、ストップ機能を備えたIWCの時計が回転しながらホログラムで表示される。しかし、コックピットに本物のIWCを設置することもできたはずだ。 トラックモードには、世界中のありとあらゆるサーキットが標準ラップとともにプログラムされている。ローンチコントロールも搭載されており、変速機温度50度から使用可能。 従来通り、アダプティブダンパーを装備しながらも、応答性を重視してエアサスペンションを装備しないこのエクストリーム「GLC」は、スポーティで硬質なサスペンションを備えているが、先代モデルよりも快適である。鍛造リムとセラミック製ブレーキディスクによってバネ下重量が軽減され、6,000ユーロ(約102万円)弱の追加コストがかかっていることも、この印象をさらに強めているのだろう。
総合評価:メルセデスAMG GLC 63 Eパフォーマンス ボディ:5点満点中4点 駆動システム:5点満点中4点 ドライビングダイナミクス:5点満点中4.5点 コネクテッドカー:5点満点 環境:5点満点中1.5点 快適性:5点満点中4点 コスト:5点満点中1点
【関連記事】
- 【チューニングカーショー】「PS デイズ 2024(PS Days Hannover 2024)」にローダウンされたメルセデス W124が勢揃い
- メルセデス・ベンツのインテリアをスタイリッシュにグレードアップする
- 【このレストモッドEvo IIなんぼ?】「HWA Evo」この100台限定メルセデス 190E 2.5-16 EvoIIのレストモッドモデルの値段は?たったの・・・です
- 【ベンツとアウディの一騎打ち】36枚もの画像とともに綴るエステートカー対決 アウディA6アバント対メルセデスE 220 dエステート
- 約1億9千万円のオープントップG 63登場!Refined Marques(リファインド マルケス)のメルセデスAMG G 63カブリオレとは?