【弥彦競輪・GⅠ寬仁親王牌】犬伏湧也は車輪が壊れても準備万端、昨年大会以来のGⅠ決勝へ
<18日・弥彦競輪・2日目> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 犬伏湧也が、2年連続での決勝を目指す。初日は車体故障で「車輪が壊れてフレームに接触するくらいゆがんでいた」。その車輪で何とか3着ゴール。「運が良かった」と言うが、執念と脚力のたまものだ。 2日目は、「車輪を持ってきていた。GⅠでは何があるか分からないので、予備を持ってくるようにと徳島の先輩方に教わっていたので。全く同じものだし、違和感なく走れました」と快走し1着。「自力をしっかり出せたのでスッキリした」とパワフルな走りを自画自賛した。 「課題は準決勝。戦法の幅を増やしつつ、得意パターンも磨きつつと考えてやってきた。結果は去年の方が良かった。結果として出ていないので、ここで頑張りたい」。1年ぶりのGⅠ決勝へ、パワー全開だ。 ▼12R(犬伏湧也) 豪快駆けで別線だけでなく後位の松浦にも抜かせない。4―123―1237、4―1―9。 ▼4R(佐藤一伸) 中団確保から先捲り。6=3―1259、6―12―3。