Rソシエダード、敵地でレガネスに快勝 指揮官「最も重要なのはチームが成長していること」
<スペインリーグ:レガネス0-3Rソシエダード>◇8日◇第16節◇エスタディオ・デ・ブタルケ 【ブタルケ(マドリード州)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するRソシエダードが敵地でレガネスに3-0で完勝した。定位置の右サイドで5試合連続の先発出場を果たした久保は、後半32分までプレーした。 暫定6位に浮上したが、アルグアシル監督は「それは何の意味もない」と平常心を保った。続けて「いつも同じことを言っているが、今の順位がそうなっているだけで、最も重要なのはチームが成長していること、4連勝を達成したこと、再びクリーンシートを成し遂げたこと、そしてチャンスを作り出すのが難しいピッチで3ゴールを挙げたことだ」と語った。 前半に1点奪い、後半は苦しみながら終盤に2点加えた。守備陣は無失点に抑えて勝利に貢献した。「試合はお互いのペナルティーエリアで決まるものだし、我々は今日、守備をうまくやり、自分たちのチャンスを生かすことができた」と胸を張った。 12日には、欧州リーグ(EL)第6節ディナモ・キーウ戦を控える。決勝トーナメント進出に向けて重要な一戦となる。「いつもと同じ精神で臨むつもりだ。勝とうが負けようが引き分けようが関係なく、常に同じ熱意を持って次の試合に臨めることはとても幸運なことだ。それがディナモに勝つための鍵になることは分かっているし、我々は常に同じ熱意を持って臨んでいる」と意気込んだ。