【スタイリスト山本マナ流】スタイルを作るTシャツ、4つの選び方。
新しい扉を開くのは、メンズT。
「メンズのデザインやビッグサイズも欠かせない要素。特に気に入っているのはアンダーカバー(画像下)とヴェトモンの派生ブランド『VTMNTS』(画像上)のTシャツです。アンダーカバーは薄めの生地がとても好みで、ウィメンズはもちろんのこと、メンズで毎年必ずと言っていいほど新作を購入しています。
ビッグサイズのTシャツはワンピースとして着ることもあって、以前、アメリカで5Xサイズを購入して着てみたところ、膝まで隠れる丈で首元もオフショルダーになることを発見。そこからスーパーサイズのTシャツスタイルが自分のスタイルを構成する1つの要素になっています」
着ないTシャツというのもある。
「購入したけれどもったいなくて着られない="着ないTシャツ"というジャンルも私の中にあって、代表するのが小泉今日子さんのフォトTシャツ。40周年記念として発売されたアイテム(画像右、中央)に、2023年に発売されたレコード『Missドーナツ』のリリースを記念し限定販売された『MissドーナツTシャツ』(画像左)をコレクションしています。 アーティストのお顔がプリントされたTシャツはビョークや、お仕事をさせていただいたこともあるYUKIさんのも大切に保管してあります。これらは、なかなか着用することはないけれど、見るたびにパワーをもらえる特別な存在。Tシャツは着るためだけでなく、自分のマニアックな心をくすぐって、さらに活力もくれる。やっぱり私の人生に欠かせないアイテムなんだなと実感してます」 Profile: 山本マナ 北海道生まれ。雑誌を中心に広告やカタログ、アーティストのスタイリング等幅広い分野で活躍中。2020年にはオンラインギャラリー「SNÖ」をオープン。 @mana.snow