【スタイリスト山本マナ流】スタイルを作るTシャツ、4つの選び方。
Tシャツ愛を語らせたら右に出るものはなし! 独自の審美眼で選び、コレクションしているスタイリスト山本マナさん。「Tシャツはオールシーズン着るもの。衣替えはしません」というほどTシャツLoverなマナさんの4つのキーワードを教えてもらいました。
キャラTはヴィンテージ主義。
「気がつけば大量に集まっていたキャラクターTシャツ。シンプソンズなども持ってはいるけれど、レトロなミッキーマウスのプリントがいちばん好きで、クローゼットはほとんどミッキーで埋め尽くされています。実は、以前もフィガロでミッキーのTシャツを紹介したことがあるんです。
Tシャツは無地からロゴもの、バンドTシャツまで、1年を通してさまざまなタイプを着るのですが、キャラクターTシャツはほとんどがヴィンテージ。小慣れた風合いがあることで可愛らしくなり過ぎずに着られるので、キャラクターTシャツは味わい深くなっていることが必須。ほかにも、ボディに対してのミッキーのサイズ感や色合いのバランスなど、ヴィンテージを買うからこそ、ディテールまでしっくりくるものを見極めるようにしています。......と言いつつ、ヴィンテージとの出会いは一期一会。特にキャラクターものには愛おしい気持ちがあふれてしまうので、結局直感で買うことが多いかも(笑)」
万能といえば、エイトンの無地T。
「カジュアル過ぎる印象のヘヴィーウェイトTシャツは着ない主義。肌に吸い付くような薄い生地が好きで、首元も詰まり過ぎていないもの、と抜け感のある素材やデザインが絶対条件。特に無地のTシャツは、カジュアルダウンさせるのではなくドレスアップさせるためのアイテムという感覚で選んでいます。
そんな条件を全て網羅して、理想を叶えてくれるのがエイトンのTシャツ。形や素材などバリエーション豊かに展開しているエイトンですがその中でも、もっともスタンダードな「フレスカシングルジャージー」と「スヴィン60/2」を愛用中。ブランドオリジナルの生地を使用していて、独特のシャリ感がフェミニニティを香らせてくれます」