宇野昌磨さん「自分のスケート人生は120点」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」。元アイスダンサーであり世界を股にかけ活躍するコレオグラファー(振付師)宮本賢二が日本を代表するトップスケーターをゲストに迎えてお届けします。
今回のゲストは今年5月に現役引退を発表した宇野昌磨さん。9年ぶり2度目の出演が実現しました。世界選手権連覇などシニアデビューから数々の大会を制し、日本のフィギュアスケート界に大きな功績を残した宇野さん。これまでの軌跡を振り返りながら、プロに転向した現在の心境に迫ります。
こちらでは番組の書き起こしコラムを全4回に分けてお届けします。4回目は、気になる今後についてのお話を伺います。
今後やりたい3つのこと
KENJI:引退時に今後の抱負は「探す」ということを話していました。次の道は見つかりましたか。 宇野:うーん、そうですね……これっていうのは、まだ。ただ、スケートをやることに変わりはないですし、スケートに関わっていくことも変わりはないんです。その上で、僕個人のイメージですけど、今まで経験していないものに取り組んでいきたいなと思っています。でも、フットワークがめちゃめちゃ重くて。偶然の恵みのようなことが起きないと……。 KENJI:新しい道を探す昌磨くん。今後やってみたいと思うことを3つ選んでくれたので、ひとつずつ見ていきたいと思います。では、ひとつ目をお願いします。
宇野:ひとつ目はアイスショーです。プロ転向ということもありますし、過去にやったことのあるアイスショー以外にも、新たなアイスショーに巡り会えたらいいなという気持ちも込めています。現役を引退したからこそ、いろいろなことに挑戦できるかなと。スケートというジャンルでも様々なことに挑戦できると思うので、ひとつ目はアイスショーです。 KENJI:もうルールがないですし、ジャンプの数も点数も関係ない。昌磨くんはやりたいこともいろいろとあるんじゃない? 宇野:フットワークはかなり重いんですけど、それこそワンピースのときもそうでしたけど、できないだろうと思っているものを段々できるようにしていく過程が僕は好きなんじゃないかなと思うんです。だから、そういったものに巡り合ってやれたらいいなと思います。 KENJI:では、2つ目。