ついに「番組から追放」されて…中居正広「事実上の引退」で、絶望的な「番組の名前」
「事実上の引退へ」は本当なのか
中居正広がテレビから消えた。年末から番組収録が中止になったことが報じられるなど、女性トラブルの報道であやうい状況が続いていたが、年明けに入ると放送を見送る番組が続出。 【ランキング】「スタジオで嫌われているMC」不名誉の1位となった、超人気者の名前 まず7日の『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』(日本テレビ系)は放送こそされたが、中居の姿はすべてカットされ、大きく報じられた。 さらに10日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は映画『花束みたいな恋をした』、11日の『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)は他番組の再放送、12日の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)は『千鳥のクセスゴ』、13日の『THE MC3』(TBS系)は『クレイジージャーニー』に差し替えられている。 中居と言えば、元国民的アイドル・SMAPのリーダーであり、業界トップクラスのMCだけにその影響が大きいのは当然だろう。「事実上の引退へ」という声もあがっているが、はたして本当なのか。 年末から業界内で聞き込みを続けているが、残念ながら現段階では口をつぐむテレビマンが多かった。しかし、その反応からシビアな現状と今後の行方が読み取れる部分もあっただけに、どこにも忖度せずに掘り下げていきたい。
「中居だけを消した」日テレの背景
7日の『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』は衝撃的だった。日本テレビが番組を差し替えるのではなく、「中居だけを消す」という選択をしたところに現状の深刻さが現れている。 「手間とお金をかけた大型特番であり、お蔵入りは避けたい」「再現ドラマ中心の構成で中居のみをカットする編集が可能」などの背景はあったとしても、その扱いは「番組からの追放」とみなされてもおかしくないものだった。 ただ、昨年末に日本テレビが今回の決断に至る伏線があった。12月27日に特番『ナカイの窓 復活SP』(日本テレビ系)が放送されると、ネット上に日本テレビへの批判が続出。なかにはCMの放送を見送らなかったスポンサーへの批判も散見されただけに、事態を重く見るのは当然かもしれない。 つまり、「最優先はスポンサーで、次に番組、さらにもう1人のMC・笑福亭鶴瓶であり、中居に配慮している場合ではなくなった」ということだろう。 こうなると「中居だけを消した」日本テレビに限らず、「番組ごと差し替えた」他局も含め、「示談済みだから」「まだ疑惑の段階だから」とみなして出演番組を放送することは難しい。各局の混乱は続くが、このタイミングで「一定のラインが引かれた」と言っていいのではないか。 収録が行われていない現状を踏まえると、最低でも1ヵ月間は番組でその姿を見かけることはないだろう。それどころか「放送中止のまま3月末の改編期を迎えて終了」という見方が広がりつつある。実際、中居の番組を担当している当事者ではないものの、聞き込みをした5人のテレビマンがその可能性を否定しなかった。