中村俊輔氏

　12月21日にNACK5スタジアム大宮で行われる元日本代表GK南雄太氏（45）の引退試合に、五輪代表でも共闘した横浜FCの中村俊輔コーチ（46）が“緊急参戦”することが16日までに分かった。複数の関係者によれば近日中にも発表されるという。 【画像あり】かっこいい！日本代表の新ユニホーム発表　「ヨウジヤマモト」デザイン、コンセプトは炎 　2人は横浜FCで俊輔コーチが磐田から加入した19年7月から南氏が退団した21年7月の約2年間、プレーしたほか、00年シドニー五輪予選でも一緒に戦った仲。俊輔コーチは今年S級ライセンスを受講し、現在は最終行程の海外研修中。その海外研修の日程の関係で、今月14日に行われた同MF中村憲剛氏、翌日15日の同MF松井大輔氏の引退試合には出場できなかったというが、南氏の引退試合には帰国直後に何とか出場できる見通しが立ったという。 　南氏はJ2大宮に所属した23年シーズンで限りで28年の長い現役生活にピリオド。現役時代は柏でプロ生活をスタートし、その後は熊本、横浜FC、大宮でプレー。Jリーグ出場は666試合を誇る。 　Jリーグ史上初のGK登録選手の引退試合は、南氏とクラブで共にプレーした選手が集う「YUTA　FRIENDS」とU―20ワールドユースやシドニー五輪世代の選手が集う「BLUE　LEGENDS」が対戦。小野伸二氏、中村憲剛氏、松井大輔氏らの参戦が既に決定していた。