「キャリア相談」使ったことある?…自分のキャリアプラン実現のために上手く活用しよう
キャリア相談の基本的な利用手順
キャリア相談の利用を検討している場合は、利用手順を確認しておくと安心です。ここからはキャリア相談の基本的な利用手順を紹介します。 【STEP1:相談先を探す・申し込み】 まずは、キャリア相談先を探しましょう。相談先は、公的機関や自社のキャリア相談窓口などさまざまです。 それぞれサービス内容や料金の有無が異なるため、自身に適した相談先を選ぶことが大切です。たとえば、女性向けの相談を希望する場合は公的機関の女性向け相談窓口、転職を検討している場合は転職エージェントなどがあげられます。 キャリア相談は、基本的にどの場所でも申し込みが必要です。相談先の申し込み方法に従い、希望する日時や時間でキャリア相談を申し込みましょう。相談先によっては対面のほか、オンラインでの相談に対応しているところもあります。 【STEP2:カウンセリングを受ける】 申し込みした日時を迎えたら、相談先でカウンセリングを受けましょう。対面の場合、相談時間の目安は1時間程度です。キャリア相談は一度きりではなく、複数回実施するのが一般的です。 相談回数は個人によって異なり、数回で解決するケースもあれば、半年程度かけてじっくりとキャリアを考える人もいます。キャリア相談を受ける際には回数を過度に気にすることなく、自身が納得できるまで続けましょう。 【STEP3:実践して振り返る】 キャリア相談を受けた後は、感じたことや取り組むべきことを明確にし、実際に行動に移しましょう。日々の進捗を振り返ることで、自身のキャリア目標に向けて前進することができます。 新たな不安や悩みが生じたら、再度キャリアアドバイザーに相談してアドバイスをもらうようにします。キャリア相談は、何回受ければ十分だという基準はなく、必要なときに受けるのがおすすめです。
効果的にキャリア相談を利用するポイント
ここからは効果的にキャリア相談を利用するポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。 【事前に履歴書と職務経歴書を準備しておく】 キャリアアドバイザーが状況を把握しやすいように、自分のキャリアに関する資料を持っていくとよいでしょう。 相談先によっては、履歴書や職務経歴書の準備を求められることがあります。求められなくても、相談を受ける際には履歴書や職務経歴書を持参しましょう。 また、申し込みをする際に書類やアンケートへの記入を求められることがあります。キャリア相談を有効に受けるために、書類やアンケートにはしっかりと記入して準備しておくことが大切です。 【本音で話す】 キャリア相談では、嘘をつかず本音で話すことが大切です。相談者が本音を語らない場合、キャリアアドバイザーは適切なアドバイスを提供できません。相談内容は上司や自社には伝わらないため、偽らずに悩みをそのまま打ち明けましょう。 また、万が一虚偽の情報を伝えた場合、キャリア相談を繰り返すなかで信用が失われていく可能性が高くなります。信頼関係を構築するためにも正直な情報を提供しましょう。 【担当者と相性が合わない場合は変更を申し出る】 キャリア相談は人と人とのコミュニケーションなので、キャリアアドバイザーと相談者の相性が合わないことがあるかもしれません。話が合わない、理解してもらえないと感じた場合は、遠慮せずにキャリアアドバイザーの変更を申し出ましょう。 相性が合わないキャリアアドバイザーとキャリア相談を続けても、適切なアドバイスはもらえません。キャリアアドバイザーの変更が難しい場合は、ほかの相談先の利用を検討しましょう。
キャリア相談を利用して不安や悩みを解消しよう
仕事に対する価値観が多様化するなか、20代で将来のキャリアに悩む人も増えています。自分のキャリアプランを実現するためには、現状を把握し、これからすべきことを進めていくことが大切です。 キャリア相談ではキャリアに関するさまざまな相談ができるため、自分が抱える不安や悩みを解消できる可能性があります。キャリア相談を通じて、新たな自分を発見できるかもしれません。 相談先は複数あるため、サービス内容や料金の有無を確認し、自分に適したところを選ぶ必要があります。まずは、気軽にキャリア相談を利用してみてはいかがでしょうか。 (まいどなニュース・20代の働き方研究所/Re就活)
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