旅先でガソリンを入れたらいつもより安く済みました。なぜ地域によって価格差があるのでしょうか?
ガソリン代が安い・高い地域は?
ガソリン代の価格について、経済産業省資源エネルギー庁が発表している資料(7月29日時点)を基に調べてみると、以下の都道府県が180円を超える価格でガソリンを提供していました。 ・長野県:182.5円 ・鹿児島県:183.0円 ・山形県:183.2円 ・長崎県:181.6円 ・大分県:181.2円 全国平均が174.9円であることを加味すると、ガソリン価格は高めに設定されているといえるでしょう。対してガソリン価格が安い地域は、以下の5県となっています。 ・宮城県:171.1円 ・埼玉県:169.7円 ・青森県:170.3円 ・岩手県:168.4円 ・愛知県:167.7円 いずれも海に近い県や面積の狭い県となっているため、輸送費が及ぼす影響は比較的大きいといえるでしょう。
地域によってガソリン代が異なるのは輸送費が関係している可能性が高い
地域によってガソリン代が異なるのは、郵送にかかるコストが関係していると考えられます。実際に今回調査したところ、海から離れていたり面積が広かったりする地域は、ガソリン代が高く設定されている傾向にありました。 もちろんガソリンスタンドによって、提供価格が大幅に異なることもあります。そのため、ガソリンを少しでも安く入れたいのであれば、しっかりと比較してから利用するスタンドを決めることが大切です。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部