カンボジアの格闘技「クンクメール」との対抗戦で大将を務める久井大夢が「普通に勝つだけではダメ。1RでKOする」と宣言【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月3日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。 今大会ではKNOCK OUTとカンボジアの格闘技「クンクメール」との3対3の対抗戦が行われる。 メインで行われる大将戦ではKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者の久井大夢(TEAM TAIMU)がチョット・サレイヴァントン(カンボジア)を迎え撃つ。チョットは100戦84勝(33KO)13敗3分の戦績を誇る。 久井は「普通に勝つだけではダメだと思っているので必ず倒して勝つ。相手の印象は特に動画を見た感じと変わらない。自分がめっちゃ調子がいいので、明日は必ず倒します」などと静かに闘志を燃やす。 チョットは「なにより相手がとても強そうなので、明日は頑張っていい試合ができるように、そして相手を倒せるように頑張る。彼の試合の動画は何度も見ている。いい選手なのは分かっている。ただ相手が僕を倒したいのは分かる。もちろん僕も倒したいと思っている。結果は明日を楽しみにしていてください」と語った。
セミファイナルの中堅戦ではデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)とエイ・マムリンプートング(カンボジア)が対戦する。 タイとカンボジアはライバル関係にあり、同じ競技であっても、タイで行うとムエタイ、カンボジアで行うとクンクメールと競技名が変わるということもあり、この試合はKNOCK OUTとクンクメールの対抗戦の一方、タイとカンボジアのプライドをかけた試合という側面もあり、別の意味でも注目の一戦となっている。 デンサヤームは「KNOCK OUT代表としてこのような試合に参加できることはとてもうれしい。明日は全力を出し切って勝ちたい。今日、対戦相手と初めて会ったが、いつも通り。明日は勝つことしか考えてない。特別な感情はない」と淡々と語った。 エイは「クンクメール代表として試合に出ることをなによりうれしく思っている。明日は試合に勝てるように頑張りたい。相手が強いのは分かっている。ただ、彼の技術は私には通用しないと思う。ただ、どっちが勝つかは分からない」とプライドをちょい見せした。
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