フルアム、マクトミネイ獲得へ2度目のオファーを検討?…約34億円の入札はマンUが拒否
フルアムがマンチェスター・ユナイテッド所属のスコットランド代表MFスコット・マクトミネイに関心を寄せているようだ。17日、『スカイスポーツ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。 2023-24シーズンのプレミアリーグを過去最低の8位という不本意な結果で終えたマンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で戦力強化に着手。ボローニャからオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを獲得したほか、リール所属のU-23フランス代表DFレニー・ヨロとの交渉も大詰めに。さらにはパリ・サンジェルマン(PSG)所属のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテへの関心も明らかになっている。 一方で、複数の既存戦力には退団の可能性が浮上。サウジ・プロフェッショナルリーグからの関心が噂されているブラジル代表MFカゼミーロに加え、アカデミー出身のマクトミネイについてもいくつかのクラブが獲得を検討していることが明らかに。現行契約を2025年6月末まで残し、1年間の延長オプションも付随しているものの、マンチェスター・ユナイテッドが今夏の移籍市場での売却に踏み切る可能性も低くはないという。 フルアムもマクトミネイの獲得に興味を示すクラブの1つ。今回の報道によると、同クラブは移籍市場の開幕直後に1700万ポンド(約34億円)相当のオファーを提示したものの、マンチェスター・ユナイテッドに拒否されたとのこと。しかしながら、現時点で獲得を諦めておらず、金額を上乗せした2度目のオファー提示を本格的に検討しているようだ。 バイエルンに移籍したポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの後釜を探すフルアムは、トッテナム所属のデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクやフルミネンセ所属のブラジル代表MFアンドレの動向も注視している模様。また、マクトミネイに対してはガラタサライも具体的な関心を寄せているようだ。 2017年5月のトップチームデビュー以降、ここまで公式戦通算252試合に出場し29ゴール8アシストを記録しているマクトミネイ。今夏に慣れ親しんだクラブを離れることになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。
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