アモリム監督、ラッシュフォードの発言に言及「答えるのは難しい」 同選手はトッテナム戦欠場の見込み
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについて言及した。イギリス紙『スタンダード』が伝えている。 【動画】ガルナチョのオーバーヘッド弾がプスカシュ賞を受賞!あのゴールセレブレーションも… 現在27歳のラッシュフォードは今シーズン、公式戦23試合に出場して7ゴール3アシストという成績を残している。特に、アモリム監督が就任して以降はリーグ戦で3ゴールを記録している。しかし、現地時間12月15日に行われた宿敵マンチェスター・シティとのダービーでは、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとともにメンバーから外された。 その後、ラッシュフォードは「僕個人としては、新たな挑戦と次のステップに進む準備ができていると思っている」と自身の将来について発言した。 そしてアモリム監督は、カラバオカップ準々決勝のトッテナム戦を前にした記者会見で、ラッシュフォードの発言に言及した。 「彼と話をするとき、私がどうするつもりなのか皆さんに説明するのは難しい。私は人として少し感情的なところがある。そのときになったら、私は何をすべきか理解することになるだろう」 「試合に向けて準備を整えている。個々の選手ではなく、チームに集中しよう。それだけだ」 また、「インタビューで公に自分の意見を述べるか、それとも監督と個人的に話をするか」と質問されたアモリム監督は、「私だったら、おそらく監督と話をするだろう。だが、トッテナムに集中しよう。トッテナムがもっとも重要なことだ」と答えた。 そして、ラッシュフォードの発言に対しての対応を問われたアモリム監督はこう述べた。 「答えるのは難しい状況だ。私がこれを重視すれば、新聞で大きな見出しになるだろう。問題はないと言えば、私の基準が低くなってしまう。私はこの件に対処するつもりだ。私の焦点は、試合やチーム、前の試合で我々がやったことから注目をそらし、それをマーカスに向けることではない」 「私が言いたいのは、選手個人よりもチームのほうが重要だということだ。それについては適切なタイミングで評価し、今は試合に集中すること。それだけだ」 なお、地元メディア『Manchester Evening News』によると、ラッシュフォードとマンチェスター・シティ戦で負傷交代したイングランド代表MFメイソン・マウントはトッテナム戦を欠場する見込みだ。一方、ガルナチョはこの試合のメンバーに招集されている。
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