AIフル活用で撮影の失敗ナシ! 「OPPO Find X8」圧巻のカメラ性能を見た
結果的に、Find X8の望遠カメラは1/1.95型のセンサーを採用。他社ハイエンドスマートフォンの3倍望遠カメラのセンサーサイズが1/3.52型程度とのことで、大きなセンサーであることをアピールしていました。
実際、大型センサーを搭載しているとはいえ、出っ張りもそれほどではないようです。Hasselbladということで画質面も期待できますが、これは後日レビューしたいと思います。
現場で確認できた機能としては、強力なブレ補正機能があります。これは、手ブレ・被写体ブレに強い機能で、連写合成や被写体の動き分析などを駆使することで、ブレを補正するようですが、高速で回転するテスト被写体でも、わざと手ブレするように本体を振り回しても手ブレ・被写体ブレしませんでした。かなり強力な補正機能のようです。
熱湯の噴射にも耐えられる、日本初という防水性能IP69に対応。水中への持ち込みも可能で、デモ会場では水中写真の撮影デモも行われていました。また、Hasselblad特有の約1:2.7という横長のアスペクト比の「XPan」の撮影にも対応。独特の横長表現の撮影を楽しめます。
今回のFind X8は、AI機能を重視している点も特徴です。まだ日本語に対応していない機能もありますが、撮影画像に対する処理を行うAI機能は言語関係なく利用可能。再生画面から「編集」→「AIエディター」を選ぶと、「鮮明度強化」「AI消しゴム」「ぼかしを解除」「反射除去」の4つの機能を利用できます。 AI消しゴムは背景の人物などを消す、一般的な機能。複数の背景の人を一斉に消去するなど機能が向上したそうです。鮮明度強化は、画像の拡大時にAIが処理してくれるというもの。AI処理によるデジタルズームに近い機能です。 ぼかしを解除は、撮影時のブレを補正する機能です。手ブレや被写体ブレを抑えた画像に変換してくれるのですが、これがなかなか強力。もともと前述の通りに手ブレしにくいFind X8ですが、それで手ブレした文字が、くっきりと再現されたのには驚きました。