中日・井上一樹新監督からサプライズも ソフトバンク戦力外の三浦瑞樹が入団会見 「しっかりと見返したいな」
ソフトバンクから戦力外通告を受けていた三浦瑞樹投手(25)が育成契約での中日入団が決まり、名古屋市内の球団事務所で3日、入団会見が行われた。年俸は500万円(金額は推定)。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 別の所用で球団事務所を訪れていた井上一樹新監督の〝出迎え〟を受けるという、うれしいサプライズもあった。指揮官から「支配下の枠はある。しっかりとキャンプからアピールしてほしい」と激励も受け「絶対にやれるという自信がある。来年はしっかりと暴れていきたいなと思っています」と決意を新たにした。 育成3年目だった今季は防御率1・60でウエスタン・リーグで最優秀防御率のタイトルを獲得、7月に支配下に昇格した後も、1軍で5試合にリリーフ登板、計5回を無失点に抑えていた。同時期に育成から支配下に昇格した前田純、2年目の松本晴、ルーキーの前田悠伍ら、同タイプの若手左腕がひしめく鷹投の中で「〝争い〟ができたのが、自分の中ではすごく良かったというのがある。その他の選手たちとの争いがあったから、今の自分があるのかなと思う」と古巣への感謝を見せながらも「3年目で支配下になれて、結果を残していた中で、もう1年育成で、と言われたときには、自分の中で『なんでなのかな』というのがすごく頭にあった」と複雑な心中も吐露した。 ソフトバンクからの〝再育成オファー〟以外に、他球団から話がなければ「もう1年間、腹をくくってホークスと契約しようと思っていた」と振り返りながらも「せっかくはい上がってきて、そういうふうになるんだったら、自分の中では他の球団に行った方が勝負できるというのがあった」。だから、中日からのオファーには「まずホッとしたのが一番」と語り「しっかりと見返したいな、というのは思っています」と古巣への〝リベンジ〟を誓っていた。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社