【海外】カワサキのZ7ハイブリッドがマン島TTコースを完走! 「e-ブーストの加速に感動!」
2024年5月末から6月にかけて開催されたマン島TTレースで、ヨーロッパで出荷直前のZ7ハイブリッドがデモ走行した。 【画像】カワサキ・Z7ハイブリッドをギャラリーで見る(3枚) 文/Webikeプラス 編集部
451ccにして約70PSのシステム出力を発揮
世界初のストロングハイブリッドバイク、カワサキZ7 Hybrid(ハイブリッド)がマン島TTレースに登場。1990年代にマンTTで11回の優勝経験を持つレジェンドライダー、フィリップ・マッカレン氏が60.75kmのコースを1周し、ハイブリッドの走りをアピールした。 「モーターだけで静かにTTパドックを走り抜け、スターティンググリッドに立つのはいつもと違う感覚で、とても興味深いものでした。そして、e-ブーストをオンにしてエンジンとモーターのトルクを最大にするとどれだけ加速するか予想できませんでしたが、とても感動しました!」と語った。 Z7ハイブリッドは、フルカウルのNinja7ハイブリッドとともに日本でも発売がアナウンスされており、発売日は未定ながら両車とも184万8000円で発売が決まっている。モーター12PS+エンジン58PS=システム69PSの新しい走りを日本でも味わえる日は近い。
Z7 Hybrid(2025)国内仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2,145×805×1,080mm ・ホイールベース:1,535mm ・シート高:795mm ・車重:226kg ・エンジン:水冷4ストロークDOHC並列2気筒 451cc ・モーター:水冷交流同期電動機 ・システム最高出力:51kW(69PS)/10500rpm ・システム最大トルク:60・Nm(6.1kgf・m)/7500rpm ・エンジン最高出力:43kW(58PS)/10500rpm ・エンジン最大トルク:43N・m(4.4kgf・m)/7500rpm ・モーター最高出力:9.0kW(12PS)/2600~4000rpm ・モーター最大トルク:36N・m(3.7kgf・m)/0~2400rpm ・バッテリー電圧:50.4V ・燃料タンク容量:14.0L ・変速機:電子制御式マニュアルモード付オートマチック6段 ・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17M/C (58W)、R=160/60ZR17M/C (69W) ・価格:184万8000円
Webikeプラス編集部