食べ方がきれいなマダコさん

　水族館の公式アカウントが、マダコが食べた後のイワシをX（Twitter）に投稿し、その“食べ方のきれいさ”が話題になっています。 【画像】マダコのきれいな食べ方を見る

残ったのは頭と骨だけ！

　投稿したのは、北海道室蘭市にある室蘭民報みんなの水族館（市立室蘭水族館）です。 　「先日仲間入りしたマダコが食べたマイワシ。食べ方綺麗で見習いたい」とのコメントともに、頭を残して骨だけになったマイワシの写真を公開しました。 　実をほぼすべて残さず食べられたマイワシは、まるで「きれいな食べ方」のお手本か、漫画の表現のようです。

マダコとは……

　室蘭民報みんなの水族館は、マダコの食べっぷりに感嘆した12月18日の投稿の1週間前（11日）に、北海道の南西部に位置する胆振（室蘭市）でマダコを含むタコを捕獲したことを投稿していました。 　マダコは熱帯・温帯にかけて生息するタコ。日本では九州から北海道でよく獲れるタコで、北海道で獲れるのはマダコより大きいミズダコ。 　同アカウントは「室蘭でマダコが獲れるなんて…」でコメントしているので、珍しいようです。 　翌日19日の投稿でも、同アカウントはマダコがきれいにマイワシを食べたことを投稿。一方で、ミズダコはエサの魚を豪快に丸かじりするそうです。

人間より食べ方きれい？

　マダコの食べっぷりについての投稿には、「タコさん凄い…！」「ワイよりきれいに食うやんw」「結構なお手前で」「上手すぎひん？（笑）」と驚きの声が多数寄せられていました。 　また、「頭は食べないんですね。骨は消化できないってことか」「骨は食べないのか…。それにしても器用だな。なまじっか足が多いわけではないのか…（手かな？）」ときれいに食べられる理由を推測する人、「デストロイヤの幼体が入り込んだ水槽みたい」「HUNTER × HUNTERの念魚かと思ったヤツ挙手」などフィクションをイメージする人もいました。 画像提供：室蘭民報みんなの水族館（市立室蘭水族館）【公式】