【阪神】坂本誠志郎が日本一&GG賞奪還へ 巨人に新加入・甲斐拓也からも学ぶ「技術を盗みたい」
阪神・坂本誠志郎捕手が17日、日本一&ゴールデングラブ賞奪還を誓った。この日は滋賀・大津市内の琵琶湖グランドホテルで阪急交通社主催のトークショーに村上と参加。大型補強を続ける巨人について問われ「勝たないとおもろしくないので、どうやって倒すかしか考えていない。うちも戦力はあると思うので、試合に勝つことだけ」と力強く宣言した。 2年ぶりの頂点へ、なりふり構わない。巨人に入団が決まった甲斐からも技術を吸収する。7度のゴールデングラブ賞を受賞。正捕手として4度の日本一に加え、23年WBCでは世界一も経験した現役最強捕手。国内FAでライバルに加入する甲斐の印象を「勝つことに特化している捕手」と明かし「技術に還元できることもある。何とか盗みたい」と目をギラつかせた。 昨季はリーグ優勝&日本一で自身初のゴールデングラブ賞を受賞。今季は昨季を下回る64試合出場に終わった。オフには国内FA権を行使せず残留。例年通り単身で自主トレし逆襲への準備を進めている。「チームが勝つことを考えた結果、そういう賞(ゴールデングラブ賞)をもらえるように」。眼前に広がるおだやかな湖面とは対照的な熱い気概。覚悟は決まっている。(直川 響)
報知新聞社