〔ロンドン外為〕円、153円近辺(30日正午)
【ロンドン時事】30日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引で米長期金利が低下したことを背景に円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=153円近辺に上昇した。正午現在は152円97銭~153円07銭と、前日午後4時(153円45~55銭)比48銭の円高・ドル安。 前日の軟調な米雇用指標で米労働市場の冷え込みが示唆されたことを背景にドル高が一服し、円が上昇した海外市場の流れを引き継いだ。米長期金利が低下したことも円買い・ドル売りを後押しした。ただ、午後には7~9月期の米実質GDP(国内総生産)速報値の発表が控える中、様子見ムードも広がり、上値は抑えられた。 対ユーロは1ユーロ=165円60~70銭(前日午後4時は165円69~79銭)と、09銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0819~0829ドル(同1.0793~0803ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2966~2976ドル(同1.2999~3009ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8673~8683フラン(同0.8680~8690フラン)。