営業職の夫が部署移動で年収が150万円下がりました。今年は「赤字」になるのは確実ですが、減額分が大きすぎて何から節約すればいいのか分かりません。
営業職で働いている方の場合、成果給や営業手当が支給されることもあるでしょう。しかし、部署異動に伴って営業職以外に配置転換されると、成果給や営業手当を受け取れなくなることがあります。 そのような理由から、異動に伴って年収が100万円近く下がるケースも考えられます。同じ職場で勤務しているにも関わらずいきなり年収が100万円も下がると、生活に大きく影響が出てしまうでしょう。 そこで本記事では、夫が営業職から異動になったことで年収が下がってしまい、悩んでいる人の相談内容をご紹介します。
営業手当がなくなり大幅減……。これって普通なの?
Aさん(専業主婦)の夫は新卒で現在の製薬会社に入社し、勤続10年を迎えた32歳です。これまではずっと営業職だったものの、4月よりマーケティング部に異動となりました。 「最初は異動と聞いても特に気にしていなかったのですが、営業職から離れることで歩合や営業手当がなくなることが判明しました。昨年から年収が150万円ほど下がることが判明し、驚いています」とAさんは語ります。 また、Aさんの会社では営業職の社員に対してみなし残業代が支給されており、営業職ではなくなることで、みなし残業代も支給されなくなるとのこと。支給されなくなる諸手当を合わせると、確かに年収150万円ほどのインパクトがあることが判明しました。 「今まで営業職の給料をベースに生活設計をしていたため、今の生活を続けると毎年赤字になります。支出の見直しを行う必要性があることは分かっていますが、どのように支出を年間150万円も減らせばいいのか分かりません……」とAさんは悩んでいます。 なお、異動に関して就業規則に規定されていれば、原則として拒否はできません。そのため、Aさんの夫は「年収が下がるから異動は嫌だ」と主張しても、通る可能性は非常に低いでしょう。 このように、一般的に営業職から違う職種へ異動となったとき、年収が下がるケースがあり得ます。健全な家計運営を行うために、Aさんはどのような意識を持ち、どのような行動をすべきでしょうか?