柳楽優弥&中川大志が信頼を築くためにしていること「必要なものはリスペクト」
ふたりが信頼関係を築くために大切にしていること
――作中では真珠の信頼を得る、心を開いていくことが重要だったことかと思うんですが、おふたりが信頼を得るため、心を開くために普段気をつけていらっしゃることはありますか。 柳楽 リスペクトじゃないですか。やっぱり話をしたいと思われたいですよね。 中川 僕は人の名前を覚えることですかね。僕らの仕事って期間限定で集まって、作品を作って、そしてまた解散して……の繰り返しなんですよね。僕も人に名前を呼んでもらえると「あ、僕の名前呼んでくれた」「知ってくれてるんだな」「覚えてくれてるんだな」って嬉しいですし、コミュニケーションの第一歩なのかな、と思います。 ――信頼関係を築く中で、言葉も重要かと思います。おふたりは発信をしていく側かと思うんですが、「言葉」についてはどうですか? 柳楽 そこは僕自身も勉強しているところですね。好かれたいということではないにしても、やっぱり失礼ないようにしたいですよね。それで言葉遣いを調べて、こういうときはどういう言い回しをするんだろう、と普段から多少気にしています。 中川 相手について、やっぱりわからないことがあるのは当然なので、不快な思いをしていないかなど想像したりしています。 皆さんに対してリスペクトを持つことは大事にしていますね。 撮影/鬼澤礼門、取材・文/ふくだりょうこ ■『夏目アラタの結婚』 9月6日(金)より全国ロードショー中 配給:ワーナー・ブラザース映画 ©乃木坂太郎/小学館 ©2024 映画「夏目アラタの結婚」製作委員会