秋を彩る映画の祭典! 第37回東京国際映画祭特集
Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1216回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 【写真26枚】秋を彩る映画の祭典! 第37回東京国際映画祭特集 10月28日から11月6日まで開催された「第37回東京国際映画祭」。私、八雲ふみねは毎年、MCとして映画祭に参加させていただいています。 アジアを代表する映画スター、俳優のトニー・レオンをコンペティション部門審査委員長に迎えた2024年は、208本の映画を上映。オープニング作品は、白石和彌監督が手がけた集団抗争時代劇『十一人の賊軍』。そしてクロージング作品は、今年度の審査委員を務めた女優・キアラ・マストロヤンニの主演作『マルチェロ・ミオ』。国内外からは多くのゲストが集結し、華やかな国際交流の場となりました。 そこで今回は、八雲ふみねの視点から「第37回東京国際映画祭」を特集します。
日比谷の街に映画スターが集結!
映画祭初日の10月28日に開催された、レッドカーペットイベント。東京ミッダタウン日比谷ステップ広場から日比谷仲通りにかけて、足元には162メートルの真っ赤なカーペットが。その上を228人の豪華ゲストが歩き、会場は熱気に包まれました。 華やかなオープニングイベントに、ニッポン放送 NEWS ONLINE「Tokyo cinema cloud X」(トーキョー シネマ クラウド エックス)も参戦。カメラの前で立ち止まって下さった映画人に、お話を伺いました。
オープニング上映作品『十一人の賊軍』から、山田孝之さんと野村周平さん。自撮り棒にスマホを装着して映画祭の雰囲気をカメラに収めながらレッドカーペットを歩く、山田孝之さん。そして、オリジナルステッカーを配りながら、観客との交流を楽しんでいた野村周平さん。壮絶な撮影を乗り越えた、晴れやかな笑顔が印象的でした。
「第34回東京国際映画祭」にて「第1回Amazon Prime Videoテイクワン賞」を受賞した金允洙(キム・ユンス)監督の商業デビュー作となった『あるいは、ユートピア』に出演の渋川清彦さん。本作への参加について「才能ある監督とご一緒出来て嬉しいです。良い作品になったと思います」と手応えを感じている様子でした。