60代こそ「ChatGPT」や「メタバース」を積極的に使うべき。テクノロジーが不安な老後の救世主に
寝たきりになってもテクノロジーを活用できれば強みに
今後もすごいスピードでさまざまなものが発展していくでしょうから、歳を重ねて外出もままならなくなり、ずっと家にひとりで過ごすことになったとしても、話し相手になってくれて家事もすべてやってくれて、さらには介護までやってくれるようなロボットを、だれもがもつ時代が早々にやってくることだって十分期待できます。 しかもそれは、私たちがイメージする「ドウイウゴヨウデスカ」といういかにもロボットという話し方をするものではなく、俳優の福山雅治さんみたいな声で、「俺はなにすればいい?」なんて聞いてくれる仕様になっているかもしれません。 3Dプリンターもすごい勢いで進化していますから、見かけまで福山雅治さんにカスタマイズできる可能性もあります。福山雅治さんのような見かけで、福山雅治さんのような声のロボットが、かいがいしく毎日世話を焼いてくれるのなら、寝たきりになるのも案外悪くないなと思う方もいるのではないでしょうか。 コンピューターの中に3次元の仮想空間を構築するメタバースも2030年までには一気に普及すると言われています。またVR技術を使ったヴァーチャル旅行のサービスはすでに始まっていますから、この先寝たきりになったとしても、海外旅行を諦めることはありません。 遠隔で触感を得られる技術の実用化も近いそうですし、今後、嗅覚や味覚を刺激することも可能になれば、ごちそうを食べる体験までできることになります。 つまり、実際の未来はこのようなテクノロジーの力を存分に活用できるはずなので、じつは捨てたものではありません。むしろ今より、ワクワクできることが増えている可能性だってあるのです。
ESSEonline編集部