内山靖崇 ツアー大会本戦で3年ぶり白星、2回戦で世界14位ルーネと激突<男子テニス>
杭州オープン
男子テニスの杭州オープン(中国/杭州、ハード、ATP250)は19日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク160位の内山靖崇がラッキールーザーで本戦入りした同302位のJ・マッケイブ(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで破り初戦突破を果たすとともに、ツアー大会では約3年ぶりの白星を飾った。 【西岡 良仁、内山 靖崇ら 杭州OP組合せ】 32歳の内山は4月のVitro釜山・オープン(韓国/釜山、ハード、ATPチャレンジャー)で約5年ぶりにチャレンジャー大会を制覇。さらに8月の張家港 国際 チャレンジャー(中国/張家港、ハード、ATPチャレンジャー)でもタイトルを獲得しキャリア7度目のチャレンジャー大会優勝を飾った。 その内山は今季2度目のツアー大会予選に出場すると2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では世界ランク82位のS・ナガル(インド)と対戦する予定だったが直前で棄権したためマッケイブと顔を合わせた。 1回戦の第1セット、内山は第1ゲームで粘りを見せると2度目のブレークチャンスをものにし先にブレーク。第8ゲームでは2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぎキープし先行する。 続く第2セットでも内山は第1ゲームでブレークに成功。その後はブレークポイントを握られるもブレークは許さず。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをラブゲームでキープし1時間41分で勝利した。 なお、内山がツアー大会で勝利するのは2021年7月のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)以来 約3年2ヵ月ぶりとなった。 勝利した内山は2回戦で第1シードで世界ランク14位のH・ルーネ(デンマーク)と対戦する。今大会の上位4シードは1回戦免除のためルーネはこの試合が初戦となる。
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