〆切を守れない人が知らない、正しい〆切の設定方法とは?決め方次第で人生の充実度と目標達成度が激変する
「フルマラソンでは42.195キロを走るわけですが、このときも一気に長距離を走ろうとするのではなく、走る距離を短く区切り、それぞれの区間をどのぐらいのタイムで走ればよいのかを考えるなど、時間を意識することが大事です。(略) このように、小さな締め切りをどんどんつくって、短距離走を繰り返すようなイメージを持つと集中力が高まります」(『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』/すばる舎) ×ロングスパンで区切る
午前9時から12時まで、プレゼン資料を作成する 〇時間を短く区切る 9:00~9:30/情報収集 9:30~9:45/集めた情報の取捨選択 9:45~10:15/資料に落とし込む内容の整理 10:15~10:30/小休憩 10:30~11:30/企画書のテンプレートに入力 11:30~12:00/内容の推敲(見直し)➡資料完成 時間を短く区切るときに活躍するのがタイマー(ストップウォッチ)です。塚本亮さん、大平信孝さん、樺沢紫苑さん、茂木健一郎さん、齋藤孝さん、池田貴将さんなど多くの著者が、タイマーを使って時間制限を設け、集中力を高めています。
「『この仕事を15分で終わらせる』『この仕事を45分で終わらせる』と制限時間を決めて、タイマーでカウントダウンします。 制限時間を決めると、緊張の物質ノルアドレナリンが分泌されます。ノルアドレナリンが適度に分泌されると、集中力が高まり、仕事のパフォーマンスもアップします」(樺沢紫苑『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全』/KADOKAWA)
藤吉 豊 :文道代表取締役/小川 真理子 :文道取締役