生成AIをPCにインストールする方法。自分好みのAIがローカルで動く
皆さんはChatGPTやGoogle Bardのような生成AIエンジンをもう試したことがあるかもしれません。 生成AIをPCにインストールする方法。自分好みのAIがローカルで動く クラウドでこうしたツールにアクセスすることが一般的かもしれませんが、自分のコンピューターにローカルにインストールすることもでき、それによる利点もいくつかあります。 よりプライベートなものになることは言うまでもありませんが、AIの容量オーバーや利用不可の警告を受けることもなくなります。それに、ちょっとクールじゃありませんか。
生成AIは無料でインストールすることも可能
生成AIを利用するには、AIを実行するプログラム、そしてレスポンスを生成するための大規模言語モデル(LLM)が必要になります。 LLMはAIテキストジェネレーターを支えています。GPT-4はChatGPTを駆動する最新のもので、Googleは現在、Google Bardの裏で動作する新しく改良されたLLMとしてGeminiをリリースしています。 LLMを完全に理解するには、一定レベルの科学的・数学的知識が必要ですが、基本的な説明をすると、LLMは膨大な量のサンプルデータで訓練され、単語と文の関係(つまり、どの単語が一般的に後に続くか)を認識することを学習します。 簡単に言うと、LLMは自動修正エンジンのようなものです。 LLMは何かを本当には「知っている」わけではありませんが、自然に聞こえるように、また意味が通るようにするには、単語がどのように組み合わされるべきか認識します。 十分に高いレベルになると、まるで本物の人間と話しているような感じになります。LLMに関してはそれ以外にもいろいろありますが、ポイントはこれで把握できるはずです。 独自のLLMを稼働させる場合、巨大企業や研究機関でなくてもアクセスは可能。 Meta社がリリースしたLLaMaと呼ばれるものを含めて、一般に公開されているものもいくつかあり、研究者やボランティアによって開発されたものもあります。 一般に対して公開されているLLMは、イノベーションを促進し、透明性を向上させるのに役立つという考え方が一般的です。 この記事では、LM Studioを使ってLLMをローカルにインストールする方法をご紹介します。 LM Studioは無料で使用でき、Windows、macOS、Linuxシステム上でセットアップできるので、この場合、最適な選択肢の1つです(ほかにもいくつかありますが)。 LM Studioをダウンロード>>