食洗機を長持ちさせる7つのコツ
食洗機は絶対必要な家電製品ではないけれど、あるととても便利なもの。料理や食事の後、山盛りの洗い物と格闘するのは誰にとっても嫌だから。でも食洗機は高額な買い物になることもあるので、できるだけ長く持たせたい! 食洗機をできるだけ効率的に長く使うための秘訣を製品やサービスのテスト・評価を行う研究所GHIの専門家に聞いた。彼らのアドバイスをぜひ参考にしてみて。 UK版「グッドハウスキーピング」より。
食洗機フィルターを定期的に掃除する
GHIの専門家によると、理想的には食洗機の使用後ごとにフィルターを掃除するべきとのこと。毎回は大変そうに聞こえるかもしれないけれど、作業自体は簡単。フィルターを取り出して蛇口の下ですすぎ、詰まった汚れを落としてから乾燥させて元に戻せばいいだけ。毎回の掃除が難しい場合は、週に1回を目標にしよう。
食べかすを取り除く
食洗機のフィルターが詰まるのを防ぐために、食器を洗う前に皿を軽くこすり洗いし、鍋や皿からできる限り食べカスを取り除く。特にお粥などの粘り気のある食品は、食洗器に入れて稼働させる前に長時間放置していると、皿にこびりつきやすくなる。 そのような場合は、シンクに食器を置き、蛇口をひねるたびに水をひねった時に水がたまるようにしておく。こうすることで、朝食の残り物の頑固な汚れを浮かせることができる。そして、食洗器を回す直前に入れればOK。
食洗機用の塩を使う
「食洗機を長持ちさせる秘訣は塩を使うことです。塩は食洗機内で2つの役割を果たします。 1つ目は、水を軟化させて硬水によるミネラルの堆積を防ぐこと、2つ目は、食洗機内を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑えることです」と、「スメッグ」の家政学研究員クレア・エドワーズはアドバイスする。 住んでいる地域の水硬度を設定できる食洗機もある。食洗機に水硬度設定機能がある場合、設定することで、硬水によるミネラル堆積を防ぐのに最適な量の塩を自動的に使用してくれる。 「軟水地域に住んでいる場合や、軟水器を使用している場合は塩を入れる必要がないと思われることがよくありますが、そうではありません。細菌の繁殖を防ぐために、常に塩を入れるようにしてください。細菌が増殖すると、水の流れや食器洗いの洗浄性能に影響を与える可能性があります。水の流れが長期間阻害されると、食洗機の寿命が大幅に短くなるおそれがあります」と、クレアは付け加える。