侍ジャパン・吉見コーチ、中日・高橋宏斗へ「圧倒的な投球を」 来季から『竜のエース』君臨へ『プレミア12』を成長の好機に
「ラグザス presents 第3回 プレミア12」(11月9~24日)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の吉見一起投手コーチ(40)が、中日・高橋宏斗投手(22)に来季から竜のエースとして君臨するための礎を築くように指令した。 「シーズンを見ていたら相手を圧倒しているし、宏斗には若さもある。世界が相手でも圧倒的な投球をしてほしい。できることをやってくれれば大丈夫だと思います」 NPBの中からよりすぐりの投手が選ばれた侍投手陣。その中でも吉見コーチは高橋宏を巨人・戸郷、阪神・才木と並ぶ先発の3本柱に位置付け、今大会でのエース格としての活躍に期待する。さらに「プロに入ってからホップ、ステップと階段を上がっている。来季、ジャンプするためのきっかけにしてほしい」と成長の好機とも捉えてほしいそうだ。 2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも侍に選出され、大谷(ドジャース)やダルビッシュ(パドレス)ら超一流のメジャーリーガーと交流してきた。今回はメジャー勢こそいないが、他チームの選手らと濃密な時間を過ごせるいい機会だ。 「国内で長く結果を残している選手も多い。そんな選手をしっかり見て、自分のものにしてほしい」と吉見コーチ。古巣の若き右腕に大きな期待を寄せる。
中日スポーツ