画像はイメージです（画像：写真AC）

　京王電鉄ではWebサイトにおいて、鉄道事業に関するさまざまなデータを公開しています。 【画像：ランキング30位～1位を見る】 　今回はその中から、「駅別乗降人数」を基にした「乗降人員数の少ない京王線の駅」のランキングを紹介します。これは駅別の1日平均の乗降人員を集計したもので、井の頭線を除く京王線系統がランキング対象となっています。また、乗り換えの人員は除いたデータとなっています。 　京王線の駅のうち、1日平均の乗降人員が少ない駅はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

●第5位：京王片倉（5068人）

　第5位は、東京都八王子市片倉町にある「京王片倉」で、1日平均の乗降人員は5068人でした。 　駅周辺には落ち着いた街並みが広がっており、スーパーやコンビニも点在。京王八王子駅や八王子駅へのアクセスに優れているほか、新宿駅や渋谷駅など主要駅へも1時間程度でアクセスできます。

●第4位：山田（5002人）

　第4位は、東京都八王子市緑町にある「山田」で、1日平均の乗降人員は5002人でした。 　駅周辺には「緑町西公園」をはじめ、自然を身近に感じられる公園が点在。飲食店やコンビニなどもあるほか、乳搾りやバター作りの体験ができる「磯沼ミルクファーム」なども位置しています。

●第3位：多摩動物公園（4108人）

　第3位は、東京都日野市程久保にある「多摩動物公園」で、1日平均の乗降人員は4108人でした。 　京王動物園線のほか、多摩都市モノレールが乗り入れている駅。駅前には「多摩動物公園」があるほか、京王電鉄の魅力が味わえる鉄道のテーマパーク「京王れーるランド」、全天候型の子ども向け遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG」なども位置しています。

●第2位：長沼（3692人）

　第2位は、東京都八王子市にある京王線「長沼」で、1日平均の乗降人員は3692人でした。長沼駅は各駅停車のほか、快速と区間急行が停車する駅となっています。 　駅北側には住宅地が広がり、都立長沼公園も立地。丘陵地の斜面にあることから、奥多摩の山々や八王子市街地などを眺めることができるスポットとなっています。

●第1位：府中競馬正門前（2345人）

　第1位は、東京都府中市にある競馬場線「府中競馬場正門前」で、1日平均の乗降人員は2345人でした。 　JRA東京競馬場の最寄り駅ともなっており、正門までは専用歩道橋を利用して約2分と至近。平日は比較的乗降客数が少ないことから、京王電鉄では「京王ロケーションサービス」として駅をTVドラマや映画などの撮影に活用しています。