自分へのご褒美は「ラーメンの替え玉」。山本彩の意外な素顔と素敵すぎる仕事観
山本彩流ウェルビーイング:笑顔が生む、心地いい空気の作り方
――最後に、「Wellbeing(ウェルビーイング)」という言葉をご存じですか? ウェルビーイング? うーん、初めて聞きましたね。 ――OCEANSが大切にしているキーワードで、心も体も満たされ、自分らしく生きるという考え方を表す言葉です。彩さんは、日常生活でそれに通じる意識や心がけていることはありますか? そうですね、私は仕事の現場で「空気作り」を特に意識しています。たとえば、メイクルームやスタイリストさんとのやり取りの中で、自分の機嫌や態度が原因で空気が悪くならないように気をつけています。 私自身、周囲の雰囲気に影響を与える立場にいると感じているので、その力を悪い方向ではなく、良い方向に使うよう心がけています。そうすると、自分自身も気持ちが整いますし、周りの方々にも良い影響が広がると思うんです。 「笑う門には福来る」という言葉のように、みんなが気持ちよく過ごせる環境を作ることを大切にしています。 ――今日の取材を通じて、そうした空気感が伝わってきました。 やっぱり、人が怒っていたり、怒られていたりすると、見ている側もしんどくなりますよね。だから、そういう状況をできる限り避けたいんです。自分から良い雰囲気を作ることで、少しでもみんなが気持ちよく過ごせる空間にできれば、それが私にとってもうれしいことなんです。 山本彩 1993年7月14日生まれ。大阪府出身。NMB48の1期生として8年間キャプテンを務め、中心メンバーとして活動。2016年、シンガーソングライターとしての活動も始動させ、デビューアルバム『Rainbow』をリリース。2018年、万博記念公園東の広場で卒業コンサートを開催。2019年、ユニバーサルミュージック移籍し、第1弾シングル「イチリンソウ」をリリース。全曲作詞作曲を行った3rd アルバム『α』はオリコンウィークリー5位を記録。2023年、全曲作詞作曲を行った最新アルバム『&』をリリースし、オリコンウィークリーTOP10ランクイン。2024年2月から3カ月連続配信リリース、ホールツアーやアジアツアーやアコースティックツアーの開催、アニメ「シンカリオンチェンジザワールド」主題歌横断プロジェクトへの参加など、国内外問わず精力的に活動する姿に注目が集まっている。 ⻑田 慶=写真 池田鉄平=取材・文
OCEANS編集部