「肛門に棒をさしたのは若い“イケメン”従業員」社長とともに逮捕された3人の素顔…妻子ありのコワモテ小心者、鼻歌好きの愛犬家、元野球少年…〈板橋“自殺偽装”〉
島畑明仁容疑者は妻子と同居していたようだ。同じマンションに住む男性がこう証言した。 「1~2年前くらいに引っ越してきたって挨拶にきましたよ。そう、テレビで出てる写真のまんまだよ。旦那と奥さんで挨拶に来たんですけど、他にも中学生の男の子と、もう1人歳の近い男の子がいるな。普段会えば挨拶するし別に普通の人だと思ってたよ。最後に見かけたのはちょっと覚えてないな」 別の女性住民は、事件後の“変化に”ついてこう話す。 「旦那さんについては体が大きくてちょっと強面の方で、ああいう感じの人が引っ越してきてたんだって思いました。奥さんと男の子2人の子どもがいますよ。たぶん中学生くらいだと思う。 特にトラブルとかはないんですが、今年の2月前くらいにカバンを持った4人の男性が訪ねてきて、何度も名前を呼びながらドアを叩いていたことがありました。そのときは税務署の人たちかなと思ったんですが、その人たちはその場で『たしか子供いたよな?』などと話し合っていました。 島畑さんの家はそれまで、窓のカーテン越しにでも在宅してれば光が漏れてわかったんですが、その方達が来て以来、遮光カーテンなのかまったく光が漏れなくなってたんで何かあったのかなとは思っていたんですよ」 3人の中で最も若い岩出容疑者は野球ではちょっと知られた存在だった。東村山市立中学時代は硬式野球の選抜チーム「東村山リトルシニア野球協会」で主将を務め、台湾で行われた国際親善試合にも出場。高校は甲子園出場経験のある強豪の東亜学園に進んで捕手として活躍、強肩強打で2012年のドラフト候補にものぼったほどだ。 ちなみにこの年のドラフトでは大リーグ挑戦を表明していた大谷翔平(花巻東)を北海道日本ハムファイターズが強行指名して話題になった。岩出容疑者は結局指名されず、明星大学に進学して野球を続け、卒業後も競合軟式チームで野球を続けていた。 佐々木容疑者は5月の直撃取材の際、高野さんへの暴行についてこう話している 「(高野さん)本人が言い出したんだ。もし何か仕事で失敗した時はケツの穴に棒を突っ込んでほしいって。俺はやるの嫌だから他の従業員がやるんだけど、棒というか現場で使う蛇腹みたいなのがあってね。それをケツの穴に突っ込むんだが、最初は罰になるならって思っていたんだ。けど、よくよく見てみると嫌がっているようには見えないって気付いた。やったのは若いイケメンの従業員」 名前こそ話していないが、それは岩出容疑者の可能性が高い。愛犬家、家庭がある小心男に元野球少年、3人は何故“残虐な事件”に加担したのか―。 ※「集英社オンライン」では、今回の記事についてご意見、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せください。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
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