レッドソックス吉田正尚 福井帰省中に被災 「恐怖、怖さを感じた」当時の心情語る
昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンの優勝に大きく貢献したMLBレッドソックスの吉田正尚選手が26日、都内で行われた建設会社・奥村組の入団記者会見&新CM発表会に出席しました。 【画像】WBC優勝で大きな功績を残し、福井県栄誉賞が贈られたレッドソックス・吉田正尚選手 吉田選手は元日に発生した能登半島地震の際に、実家のある福井県に訪れていて被災したことを明かしました。「福井の実家に家族で帰省していて、親戚が集まってお昼くらいまで食事しました。解散して休もうかなと思ったときに揺れがありました。恐怖、怖さを感じました」と当時の気持ちを話しました。 支援活動に関心がある吉田選手は、オリックス在籍時の2019年から公式戦の本塁打1本につき10万円の「ホームラン基金」に加え、募金を募った寄付金総額1000万円をカンボジアなどの開発途上国で貧困に苦しむ子どもたちに寄付しています。今回の被災支援についても「もちろん少しでも力になれたらなと思います」とコメントしました。 さらに、「(今年は)不安なニュースから始まり、自分自身やれることは限られるので精いっぱいプレイをして少しでもみなさんになにか感じてもらえればいい。毎日必死に野球に向き合っていければと思います」と決意を語りました。