「俺たちのサッカーは通じなかったけれども、必ず…」大岩監督が再び言葉を詰まらせる。30秒超の沈黙後「W杯に行ってほしい」【パリ五輪】
「厳しいことを言うけど、帰ってポジション争いだ」
熱血漢が、再び言葉を詰まらせた。 U-23日本代表は現地時間8月2日、パリ五輪の準々決勝でスペインと戦い、0-3で完敗。東京五輪の準決勝で敗れたリベンジを目ざすも、返り討ちに遭った。 【動画】異例の30秒超の沈黙。その時、選手たちは… 大岩剛監督はタイムアップ直後、インタビュアーから「この大会に至るまで、そしてこの大会期間中も日本の存在感を示すことができたと思います。このチームを振り返ってどのように思いますか?」と問われたが、下を向いたまま...答えを出せなかった。 そして場面は移り、宿舎での最後のミーティング。この様子はU-23日本代表に密着した「Team Cam」で公開されたなか、指揮官は「感謝しかない。このチームは終わるけれども、厳しいことを言うけど、帰ってポジション争いだ。自チームで頭を切り替えて。俺たちのサッカーは通じなかったけれども、必ず」と言ったところで、目をつぶって上を向き、スピーチをストップ。熱い思いが込み上げてきたようだ。 30秒以上の沈黙の後、「必ずね、みんなのサッカー人生に活きるサッカーをしたと思っている。みんなはレベルが高いし、その中でね、必ずワールドカップに行ってほしい。ありがとう。感謝しています」と締め括った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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