2024年に商号を変えた企業2万2,058社、業歴124年の凸版印刷(株)はTOPPANホールディングス(株)へ
変更後は「カタカナのみ」や「英字のみ」を使用した商号が増加、「漢字のみ」は減少
商号変更の前後で、文字種類の構成比を比較したところ、変更後の最多は「カタカナのみ」の25.1%(5,543社)だった。変更前(5,444社、構成比24.6%)から微増した。次いで、「英字のみ」23.9%(5,289社)が続き、変更前(3,632社、同16.4%)から7.5ポイント上昇した。 一方、変更前に最多の「漢字のみ」は28.1%(6,213社)から21.5%(4,760社)へ6.6ポイント減少、3位に転じた。このほか、「カタカナと漢字」が15.1%(3,349社)から11.7%(2,594社)へ3.4ポイント減少した。 商号変更を機に文字種類を変更したパターンにより、漢字使用が減ってカタカナや英字の使用が増えた傾向が明らかになった。先進性や国際性のイメージを強くする狙いをうかがわせる。