「バランスが僕ら世代のキモ」“デニムな隣人”を19SO鈴木真悟さんが推薦!それぞれの着こなし方は?
格好いい人が格好いいと思う人は、きっと格好いい。単純で幼稚な話にも聞こえてしまうけれど、紛れもない真実だ。 ▶︎すべての写真を見る オーシャンズ常連組の鈴木真悟さんとその“隣人”が見せる、デニムな日常。理屈をこねるのはナシ。それぞれの空気感込みで、なんかいい。 鈴木真 知り合って10年以上経つけれど、いつもデニムが似合っている。センスいいなって感じるね。 鈴木啓 服装は基本、ラクが一番。汚れも味になるデニムなら仕事中にコーヒーが飛んでも気にならないし。教えてもらったこのデニムは、ソフトな生地感がとてもいい。気に入ってよくはいてるよ。
鈴木真 太いけど、子供っぽく見えないでしょ。 鈴木啓 そこも重要なポイントだよね。頑張っていないのに、きちんとして見える。
鈴木真 僕が着ている“ビッグE”のGジャンも、オーバーすぎないシルエットが大人っぽい。今また新鮮に思えるし、当時のカルチャーを感じながら今の気分で自然と取り入れられる。 鈴木啓 僕も昔はアパレルにいたから、その空気感はわかる。でも、昔のままではいられないし。 鈴木真 シルエット以外でも、シャツやスラックスと合わせて、デニムを品良くアップデートさせる。そのバランスが僕ら世代のキモなのかも。 鈴木真悟さん●1980年生まれ。サタデーズ ニューヨークシティでPRとブランドマネージャーを歴任し、2020年に独立。自身と同世代の大人に向けたブランド、19SOを立ち上げる。2児の父親で、趣味はサーフィンとランニング。連載「Vintage Clothes Cruise」も要チェック! 鈴木啓太郎さん●1982年生まれ。商社勤務後にパタゴニアのVMDを経験。以降はコーヒーに魅せられ、2014年にカフェ、キャメルバックを立ち上げる。23年にオープンしたコーヒースタンド、Good good not badは夜のバータイムも好評だ。 山本 大=写真 増山直樹=編集・文
OCEANS編集部