”愛知ダービー”で今季初の連敗…名古屋D司令塔・斎藤「プライドを全員が出して、勝っていく」27日も三河と再戦【Bリーグ】
◇26日 りそなB1リーグ第5節 名古屋D74―92三河(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)が同じ愛知県内に本拠を置く三河との「愛知ダービー」の第1戦に臨み、74―92で敗れた。この結果、前節の三遠戦に続く今季初の連敗となった。 チームの持ち味であるスピード感ある攻撃を封じられた。さらに、チームが武器としている3点シュートも成功率が2割に満たないなど不発。力負けと言える内容に斎藤拓実(29)は「相手のゾーンプレスでスローダウンさせられた」と悔しさをあらわにした。 第3クオーター(Q)で一時、57―51とリードしたが、交代で入った選手らが不要なファウルを繰り返して、相手に与えたフリースローから失点を重ねた。自ら上げ潮ムードを手放すと、再び流れを取り戻すことはできなかった。ショーン・デニス監督(58)は「波のある試合だった」とうなだれ、斎藤も「良い時間帯はあったが、それをどれだけ長く続けられるかの課題が浮き彫りになった」とチームの現実を見つめた。 チームは地区優勝を目標に掲げているだけに、同地区のライバルにこれ以上の敗戦を重ねるわけにはいかない。27日は三河との愛知ダービー第2戦。不動の司令塔は「直接対決で序盤から負けが込むとシーズン後半に響く。名古屋Dのプライドを全員が出して勝っていきたい」と顔を上げた。
中日スポーツ