愛子さま 就職と共に始まった成年皇族としての活動【皇室 a Moment】
日テレNEWS NNN
愛子さまは4月1日、日本赤十字社に就職し、成年皇族のスタートを切られました。3月末には初めて一人で伊勢や奈良を訪問し、大学の卒業と就職を報告されました。旅の様子と今後の活動について、日本テレビ客員解説員の井上茂男さんに聞きます。 【画像】天皇皇后両陛下の能登お見舞い 陛下ご自身でバスの窓を開けられる
――日本赤十字社に入社された愛子さまですね。 はい。4月1日、多くの新社会人と同様、愛子さまも成年皇族としてのスタートを切られました。 愛子さま:「先ほど、社長より辞令をいただき、あたたかいお言葉をかけていただきまして、うれしく思うと同時に、社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました」「これから、社会人としての日々が始まりますが、早く職場に馴染み、皆さまのお役に立てますよう頑張って参りたいと思っております」 ――スーツ姿の愛子さま、一段とりりしさが増されたような印象がありますね。 きょうは社会人となられた愛子さまに注目します。井上さん、愛子さまは入社翌日、文書で感想も寄せられましたね。 はい。大学卒業と就職への思いを綴られています。 ――それがこちらです。
愛子さまの感想:「皇室の役目の基本は『国民と苦楽を共にしながら務めを果たす』ことであり、それはすなわち『困難な道を歩まれている方々に心を寄せる』ことでもあると認識するに至りました。大学では福祉に関する授業を履修し、福祉活動への関心が増す中で、公務以外でも、様々な困難を抱えている方の力になれる仕事ができればと考えるようになり、大学卒業後は社会に出て、福祉関係の仕事に就きたいという思いを抱くようになりました」 「困難を抱えている方の力になりたい」という思いが明確で、うれしいですよね。
愛子さまは「社会人としての責任感を持って、様々なことを身に付け、早くお役に立てるようになるよう精進したい」とも記されていまして、「社会人」「精進」という言葉に、強い“覚悟”がのぞいているように感じます。「青少年・ボランティア課」に配属され、個人ボランティアの情報誌の編集や研修の運営などの仕事をされています。