連続テレビ小説『おむすび』第14週 第69話 ©NHK

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第69話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】橋本環奈&佐野勇斗が仕事に励む様子を捉えた未公開写真はこちら。NHK朝ドラ『おむすび』劇中カット一覧

仕事に励む結と翔也

　試食会に足りない人数を補うため、社内を奔走した翔也（佐野勇斗）は、野球部の面々に協力を仰ぎ、無事にモニターを集めることができた。 　試食会を終え、翔也は遅くまでアンケートのまとめ作業に取り掛かる。その仕事ぶりは開発部の役に立ち、翔也は仕事で評価される喜びを知る。 　一方結（橋本環奈）は、地元の農家から規格外の野菜を仕入れ、立川（三宅弘城）や原口（萩原利久）の協力のもと、ランチメニューを仕込む。ランチは好評で、結が考えた献立は社員の健康管理にも役立っていた。 　そうして迎えた翌年の元旦。米田家には結と翔也の両親が揃い、2人の今後について話し合いが行われようとしていた。 　結と翔也がそれぞれの仕事に責任を持ち、成果をあげる様子が描かれた第69話。放送終了後のXには、視聴者による感想が多く上がっていた。 「結と翔也、それぞれ仕事で認められて良かったね！」「早い段階で翔也が仕事のやり甲斐感じられてよかった。」「『助けてほしい』と言えなくて怪我をこじらせ野球を諦めた翔也が、野球部に助けを求めにいって自分の壁をひとつ越えられたの良かったねえ。」など、結と翔也の働きぶりに感心するコメントが寄せられていた。 　また、番組終盤で初登場した翔也の父（山内圭哉）に目を引かれる視聴者も多くいたようだ。 「まさかの、翔也のお父さん!」「お父さんでてきた。修羅場大好き」「お父さん役の人民王に出てた人だ！顔少し怖いけど尻にしかれてそう笑」「翔也パパさん苺ひっくり返した様なお顔…(髭がヘタ…)」「あ、あーーー！！思い出した！！年末に見始めた『SPEC』の超聴覚の男！！翔也のお父さん、あの人だ！あのつぶらな瞳が印象的なんだよなぁこの方。」「山内圭哉氏、バキバキ大阪弁のオッサン役かと思ったら栃木のイチゴ農家のオッサン役で横転」など、バイプレイヤーとして映画やドラマに欠かせない存在の山内圭哉の登場に驚く視聴者の様子が目立った。 　第14週は、結婚に向けて動き出す結と翔也に厳しい試練が立ちはだかった。明日は2人の結婚に反対していた両親を説得することができるのか、結と翔也の今後に注目だ。 （文・野原まりこ）