国政初挑戦の26歳 きっかけは“建設現場での深刻な人手不足”「若い世代の代弁者に」新人・小竹凱議員の初登庁に密着
■空っぽの棚…初めての議員部屋 小竹さん「スーツは急いで新調してるけど…まだ間に合ってない(笑)」 総務省で国会担当も経験した金沢市の村山市長からは、こんな指南を受ける場面も。 村山市長「1階から出ると国会議事堂で地下4階から出ると裏側に行けて…」 小竹「へぇ…。また抜け道とか教えていただいて(笑)」 村山市長「あとまいもん寿司もあるので故郷の味を楽しんで下さい」 迎えた、初登院の日。まだ空っぽの棚が初々しさを思わせる議員部屋。小竹さん、椅子に座りながら「何もないっすね…これから仕事していかんなん」と話します。 Q.座り心地は? 小竹さん「今まで座ったイスで一番腰に良さそうな(笑)色んな方が座ってきたイスって感じしますね」 部屋の片付けを手伝うのは、金沢から駆けつけた高専時代の友人です。 友人の本田陸さん「現実感はないですけどうれしいですよね」 Q.小竹先生と呼ぶのはどんな気分か 本田さん「全然慣れませんね(笑)」 ■身長186センチの“大物”議員…国会の門をくぐる 小竹議員は事務所関係者らと共に、議員会館から歩いて国会へ。歩きながら話すのは議場の席についてです。 小竹さん「(議場の座席が)扇の右から6番目くらいだったんで…ちょうどバスケで言ったら一番ゴール入る角度です。ハハハ」 新人議員らしからぬリラックスした様子、身長186センチの「大物」は、軽い足取りで、威風堂々。しばらく報道陣に囲まれながら、少し緊張した表情で国会の門をくぐります。 小竹さん「重たすぎるバッジなので重責を受け止めてこれから頑張っていきたい。写真はOK…?これ以上やっても何も出ないすけど(笑)」 橋本幹彦議員「全国に(20代議員が)3人いて…」 小竹さん「3人しかいないんですか?」 橋本幹彦議員「比例が大空さんと(小竹)そのうち2人がここに」 26歳の初登院。初めての景色をどう見たのでしょうか? ■「緊張よりも楽しみが大きい」 Q.緊張は? 「緊張よりもこれから楽しみの方が大きいです。(ネクタイ見せながら)地元の活動ももちろんですし、皆さんのためにこれからしっかり励んでいくという覚悟の表れです」