サステナブルファイナンスは「道半ば」、金融庁有識者会議
■「インパクト投資」には論点整理を求める
「インパクト投資の推進」については、上場・非上場、都市部・地域、ユニコーン・ゼブラ、株式市場・融資など、幅広い市場が存在している。関係者の間でのインパクト投資の捉え方も多様だとした。 官民連携で取り組む論点などをよく整理しながら進めていくことが重要だと記した。社会課題の解決のためには、官民が補完し合い進めていくことが有効なことが多いからだ。 インパクト評価やそれを価値向上につなげる企業戦略のあり方は、官民を通じて大きな課題となっている。上場市場、地域企業など、特性に応じ対象を区分けしながら、議論していくことが重要だ。 その際、インパクトを金銭価値化する「インパクト加重会計」についても、事例や研究を積み重ねていくことが重要と記した。