【卓球】早田ひな・孫穎莎パリ五輪メダリストが初戦敗退の波乱 急上昇の大藤沙月は伊藤美誠を撃破
◇卓球・WTTファイナルズ 福岡 女子シングルス1回戦(20日~21日、福岡・北九州市立総合体育館) 【画像】初戦で勝利した張本美和選手 卓球の世界一決定戦、WTTファイナルズが福岡で開幕。女子シングルス1回戦は波乱の展開が起きています。 パリ五輪でシングルスで銅メダルを獲得した早田ひな選手が左手首のケガから、3か月ぶりに実戦復帰。世界ランクでは格下のルーマニアのセーチ選手と対戦しましたが、第1ゲーム先にマッチポイントを奪うも逆転にあいます。ゲームポイント1-2で後がない早田選手でしたが、最後は6-11で敗れ、一回戦で敗退しました。 また、パリ五輪シングルスで銀メダルを獲得した世界ランク1位の孫穎莎選手が同ランク7位の陳幸同選手と激突。どのゲームも競り合う中、2-2で迎えた最終ゲーム。一進一退の攻防を続けるも、終盤に陳幸同選手に4連続ポイントを奪われ敗北しました。 パリ五輪の銀・銅メダリストが初戦で姿を消す中、平野美宇選手が逆転の末、オーストリアのポルカノバ選手に辛勝。張本美和選手は3-1で韓国のチョン・ジヒ選手に勝利しています。 そして、伊藤美誠選手は世界ランクを日本勢3番手の8位まであげている成長著しい20歳の大藤沙月選手に1-3で敗れ初戦敗退しています。 ▽女子シングルス1回戦の結果 張本美和 3-1 チョン・ジヒ 平野美宇 3-2 ポルカノバ セーチ 3-1 早田ひな 大藤沙月 3-1 伊藤美誠 陳幸同 3-2 孫穎莎 王芸迪 3-1 鄭怡静 銭天一 3-0 ディアス 王曼昱 3-1 シン・ユビン