楽天、都心で自動配送ロボット稼働 店舗と連携、5300品目対象
楽天は、東京都心で初めて、人工知能(AI)を搭載した「自動配送ロボット」による無人配送サービスの提供を始めた。スーパーマーケットなどと連携し5300以上の商品をロボットが自宅に届ける。 【関連写真】都心を走る自動配送ロボット 配送対象地域は東京都中央区晴海1~5丁目と月島2、4丁目の一部、勝どき2丁目の一部。晴海にオペレーション拠点を設置し、協力加盟店3店舗ロボット2台で稼働する。6日から稼働しており、協力店舗や地域は順次拡大を予定する。 利用者は専用サイトで商品を購入してから、受取場所を晴海周辺のマンションやオフィス、公園などの62カ所から選択し、配達時間を指定。指定場所に近づくと自動音声電話とSNSから連絡が入り、同時に商品の受け取りに必要な暗証番号が送信され、番号の入力を求めることで盗難被害を防ぐ。また、ロボットを楽天の広告媒体として使用することも視野に入れているという。
電波新聞社報道本部