「毒親と批判されようが構わない。息子を洗脳から目覚めさせるのは親の務めです」楽天・辰己涼介の父親が「毒親騒動のその後」を語った
息子がファンから見捨てられていく様を黙って見ていられない
辰己はもう27歳である。大の大人が自分で選んだ女性と結婚し、孫まで生まれている。「親の方が子離れができていないのではないか」という世間からの批判についてはどう答えるか。 「批判の意図はわかります。ただ私らにとって涼介はいくつになってもかけがえのない大事な息子。このまま進めば、セリーナにお金も吸い取られて息子はどんどんダメになってしまう。絶対に救い出さなければならないという気持ちに変わりはありません」 ただ、もう”凸”はしないという。 「涼介が連絡を遮断しているから、一通りのことをやってみるしかなかったのです。球団や選手会に訴えても『プライベートな問題』と取り合ってもらえない。M氏に話を聞きに行ったのも、Xをしたり、今取材を受けているのも、すべて息子に私たちの声を届けるためです。策は尽きつつありますが、私たちは最後まで諦めません。ファンたちから見捨てられて、落ちぶれていく息子の姿を指をくわえてみているわけにはいかない。息子を救い出すのは老い先短い私たちの責務だと思っています」 球団を通して辰己本人にも取材を申し込み、併せて球団の見解も問うたが、 「ご質問いただきました項目につきましては、プライベートのことなので球団としてお答えできることはございません」(広報部) との回答だった。 確かに親との確執はプライベートな話である。だが、周囲を不快にさせる言動は厳に慎ませるべきではないか。 前編では、辰己の妻・セリーナ氏がYouTubeで楽天オーナーの三木谷浩史氏に対してまで上から目線で語る「暴走ぶり」を伝えている。
デイリー新潮編集部
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