心斎橋に”フェラーリ通り”誕生!? 「コーンズ大阪 プレオウンドショールーム」オープン コーンズが狙う相乗効果とは
梅田・なんばからアクセス良好な好立地
2024年7月14日(日)、大阪・心斎橋に、コーンズがフェラーリの認定中古車を専門に取り扱う「コーンズ大阪 プレオウンドショールーム」がオープンする。それに先立ち、現地にてプレス内覧会とセレモニーが開催された。 【写真】暗がりの中に浮かび上がる跳ね馬たち 「コーンズ大阪 プレオウンドショールーム」内部までじっくり見る (66枚) セレモニーの冒頭では関係者が出席したテープカットセレモニーが執り行われ、コーンズ・モータースの林誠吾社長、フェラーリジャパンのドナート・ロマニエッロ社長のスピーチが続いた。そして締めくくりにドナート氏から林氏へのモニュメントの贈呈が行われ、セレモニーは幕を閉じた。 林氏はスピーチで、まず初めにこれまでの長年にわたるコーンズの企業活動を支えてくださった方々へ感謝の意を表した。 それに続き、社会情勢の変化が目まぐるしい現代においても、フェラーリがもつ価値は不変であると語った。林氏は「長い歴史の中で多様な個性をもつフェラーリが日本には多く存在する」としながらも、「デリバリーされる台数が限られており、それらのモデルを欲するカスタマーに届かない場合もあった」とも話す。 そのため、「フェラーリ・アプルーブド」と呼ばれるフェラーリの認定中古車を専門に取り扱う「プレオウンドショールーム」の開設が重要であるとした。
2通りの「未来のオーナー」にむけて
興味深かったのが、先述のフェラーリの限られたモデルを求めるカスタマーの他にも、林氏が重要視するとしていた顧客層の存在だ。それはこのショールームの立地にも密接に関係している。 その顧客層とは、これからフェラーリの新車を購入するカスタマーのことだという。 現在フェラーリの新車の納期は著しく長期化しており、納期1年を超えるケースも少なくない。新車オーナーが、納車待ちの期間に「すぐ乗れる」認定中古車のフェラーリを購入し手許に置いて愛でる、そんなシーンも想定していると、林氏は明かす。このプレオウンドショールームの1ブロック先に、同じくコーンズが運営する心斎橋ショールームが立地しているのは、偶然ではないのである。 また、ここで認定中古車を入手したオーナーに将来的にフェラーリの新車へとステップアップしてもらうための環境を整える側面からも、新車のショールームの近傍という立地条件は外せなかったということだった。 フェラーリジャパンのドナート社長は、関西のカスタマーを「情熱的」と表現する。高まりつつある関西のフェラーリ熱を、2拠点の相乗効果により新車・認定中古車の両軸からさらに高めていくことを狙っているのだ。 「コーンズ大阪 プレオウンドショールーム」は、大阪の大動脈である御堂筋沿いにあり、延床面積294平方メートルのフロアに最大7台の車両展示スペース、ラウンジ、商談ルームを備える。同ショールームは新築の商業ビル「御堂筋ダイビル」への入居であり、新築ならではの広々としたガラス張りのショーウインドウが印象的だ。 フェラーリ・アプルーブドにご興味をお持ちの方は、ぜひプレオウンドショールームを訪れてみてはいかがだろうか。 ■コーンズ大阪 プレオウンドショールーム ◆住所 大阪市中央区南久宝寺町4-1-2 御堂筋ダイビル1F ◆電話番号 06-6121-6111 ◆営業時間 10:00-19:00(平日) 10:00-18:00(土日祝) ◆定休日 火曜日およびゴールデンウィーク・お盆・年末年始
AUTOCAR JAPAN(執筆/撮影)